倉本聰さんの「ヒトに問う」を読んでみました
私は原発推進派でも反対派でもないです
理由はどちらにせよ「核は処理できない」という認識があるからです
たとえ廃炉にしたとしても その核のゴミを処理する仕方すらわかっていないのですから・・・
まさに人類はパンドラの箱を開けてしまったんです
この本を手にとった理由は 倉本さんが「富良野自然塾」というのを運営されており 自然と共存するというライフスタイルに興味があったから また彼が監督した「北の国から」が好きだったからです
本の感想は「自然のなかで暮らしている倉本さんだから言えること」が多いなということです
我々は便利を追及するがあまり 自然を破壊してきました
農業を軽視してきました
原発反対!というのは簡単ですが 電気の無い暮らしなんて考えられないし 今より生活レベルが下がるのは皆嫌なんですよね
これは 1世帯あたりの電力消費量のグラフです(工場・会社は含まず)
1970年代 我々の電気の消費量は今の半分以下でした
でも あの時代 不便でどうしょもない時代だったでしょうか?
我々はムダ遣いが多いのですね・・・
原発の問題は政治のせい 国のせい 企業のせい・・・
本当にそうでしょうか?
電気を買わない(消費が少ない) という選択
少し考えてみないといけないかもしれません
by 社長